金沢街歩き

〜 金沢の魅力 〜 近江町市場

金沢の台所、「近江町市場」。毎日、新鮮な魚介や加賀野菜などが行き交う「食の交差点」
水揚げされたばかりのずわい蟹や牡蠣が所狭しと並ぶ様子は、冬の風物詩の一つです。
年末年始は、平日でも大勢の人で活気にあふれています❗

「近江町市場」は2009年にリニューアルし、市場に加え、金沢グルメを満喫できるお店も多くあります。

寒いこの時期、まずは体も心も温めてくれる「金沢おでん」で、ウォーミングアップしましょう❗

金沢おでん「いっぷくや」の一番人気は、「車麩(くるまぶ)」
透き通った上品な出汁をたっぷり含んだ「ほちゃほちゃ」の車麩。出汁の旨味を味わうのに最高の一品❗
二番人気は、「ばい貝」。こちらも北陸ならではの魚介。出汁が染みて、貝の旨味と食感がたまらない…

いっぷくやオリジナルの「えび面(めん)
たっぷりの甘えびをカニ面に詰めて、なんと❗甘えびのすり身でフタをして蒸すという贅沢な具材。
えびとカニの風味が、口いっぱいに広がります。旨い出汁と具材で温まったら、市場探索スタートです❗

加能ガニ
「加」賀から「能」登まで含む、石川県産のブランド「ズワイガニ」。品質に自信があるものだけを市場へ出す、漁師こだわりの蟹です。

能登牡蠣
こちらも北陸を代表する冬の味覚。能登牡蠣は、その新鮮さと美味しさから地元の人だけではなく、シーズンを楽しみに待っている観光客にも愛されています。

市場を一巡したら、お腹が空いてきました。近江町市場に来て、「海鮮丼」を食べないわけにはいきません❗
こちらは、「えのめ寿司」の海鮮丼。毎朝、店主が能登島の「えのめ漁港」から仕入れてきたネタを使う、こだわりの海鮮丼です。
シャリのお米も地元「えのめ」産を使っているそうです。職人さんが作る海鮮丼は、ネタもシャリも全然違います。美味しい❗あっという間に完食です。

お店の前に人だかりが…「ダイヤモンド近江町コロッケ
寒い日には、熱々ホクホクのコロッケが美味しいに決まってます❗

昔風コロッケと金沢カレーパン甘エビ
「コロッケって本来こうだよね」と感じさせる、じゃがいもを楽しむ「昔風コロッケ」。素朴な味が懐かしいです。
食べるたびに、エビの風味が鼻を抜ける不思議な「金沢カレーパン甘エビ」❗

おでん、海鮮丼、コロッケ、カレーパンと食べてくると、「スイーツ」が食べたくなるものですね。
金沢といえば「金箔」。歩いていると、ひときわ目立つ黄金のアイスが…「豆腐家二六」の金箔ソフト❗
外国人観光客の子どもが「オー、ゴールド!!」と、父親にアイスをねだっていました。

豆乳のさっぱりしたアイスで、食後のスイーツにバッチリ❗

お腹も心も満たされる「近江町市場」。年末年始、金沢で最も活気あふれる場所の一つです。

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